永久歯に生え変わる歳に抜ける乳歯をとっておくためのケースで、デザインや素材も色々なものが販売されています。乳歯がある赤ちゃん昔は〝下の歯がぬけたら屋根の上に投げ、上の歯が抜けたときには床下に投げる〟というような風習がありましたが、これは生えてきた永久歯がよく育つようにという願いから生まれたものです。乳歯は不要な歯だからとっておく必要はないと思う人もいるかもしれませんが実は乳歯をとっておくことには様々な意味があります。

抜けた歯を把握する

子どもの歯は6才~11才頃にかけて全て永久歯に生え変わると言われています。抜ける順序は前の歯から順に奥に向かって抜けていくとされていますが、乳歯は全部で20本あり、抜けるタイミングもまちまちなのでどの歯が生え変わったか覚えておくのは大変です。実は乳歯には永久歯が別の方向に生えてくることで抜けないことや、永久歯が生えてくるのを阻害するように歯茎にしずみこむものなどがあり、そのような場合には自然に抜けるのをまつのではなく、歯医者で抜歯してもらう必要があります。乳歯ケースで抜けた歯を把握しておけば、生え変わっていない歯をチェックできるというメリットがあるというわけです。










乳歯ケースは贈り物にも人気

乳歯ケースのギフト
乳歯ケースの素材やデザインにはさまざまなものがありますが、妊娠祝いや出産祝いとして、〝へその緒ケース〟〝髪の毛ケース〟(赤ちゃんの初めて切った毛をとっておくもの)とセットのデザインで販売しているものがあり、メモリアルグッズの一環として贈られることも多いようです。乳歯の生え変わりは大人へ成長しているという証なので、子どもの成長をしっかりと見守りたいお母さん、お父さんにもオススメしたいアイテムです。歯医者さんにもきっとうってるよ♪

歯が抜けるのが嫌な子も楽しめる

歯が抜けるのは子どもにとっては必ずしも気持ちの良いものではありません。場合によっては抜ける際に出血して痛みがでることもあります。そんな歯の生え変わりも前向きに楽しめるようにするのが〝乳歯ケース〟です。子どもの名前をいれたり、こどもと一緒に手作りのケースを作ったりすることで、〝歯が抜ける〟という事に対するマイナスなイメージをなくして歯の生え変わりを前向きにとらえることが出来るようになります。

どんなタイプがあるの?

大きく分けると2つの種類があります。

  1. 歯の数だけ穴が配置されているタイプ・・・全ての歯をとっておきたい人にオススメです。歯の配置と同じように穴が配置されているのでどの歯が抜けたかを簡単にチェックすることができます。
  2. まとめて入れるタイプ・・・全てではなくいくつか乳歯をとっておければいいという人や、抜けた本数だけが確認できれば良いという人にオススメです。本数分穴が配置されているタイプのものにくらべてコンパクトなので場所をとらないというメリットがあります。